あらい乳腺クリニック
院長 新井 貴士
院長 新井 貴士
1. 開業を決意されたきっかけは?
私の住んでいる地域には、乳腺専門クリニックが少なく、日々の診療で乳癌はもちろん、それ以外にも乳腺のことで悩んでいる女性が気軽に受診できるクリニックの必要性を感じたからです。
2. 開業を決意されて、最初に行動したことは?
以前から、知人のクリニック見学や、インターネットを利用し情報収集していましたが、なかなか行動に移せず、近くで実績のあるコンサルタントに相談しようと思いました。
3. ご相談いただいたのはどういう経緯で?
見学やネットだけでは、具体的な数字や手続きなど不明な点が多く、また、仕事をしながらだと時間的な限界があると感じたため。
4. コンサルタント面談して頂いて、どんな印象をもちました?
すぐに面談となり、初日に資金計画の準備や開業までの行程表が理解出来るように準備されていたので驚きました。また、近隣の医療機関に関する情報量も多く、相談しやすい雰囲気でした。
5. 物件が決まって、開業に向けて一緒に進めさせていただいたわけですが、コンサルタントの仕事ぶりはいかがでした?
こちらの疑問にもすぐに対応してもらい、全面的に信頼できる仕事ぶりでした。各金融機関の交渉や医療機器の購入交渉及び機器の相談、建築、医師会、医療機関など多方面に精通しており、一人で開業行程を進める事は到底無理でした。
6. 先生が開業に向けてこだわった部分はどこでしたか?
対象のほとんどが女性なので、利便性がよく、プライバシーにも配慮し、安心して診療を受けてもらえる内装。さらに、がん検診の特性から高性能な診断機器が十分に活用できる環境が必要でした。特に、マンモグラフィやエコーは高価なため、メーカーとの面談も十分に対応してくれました。
7. 8.内装にも相当こだわられたと思いますが、イメージ通りのクリニックが作れました?
最初は夫婦で漠然としたイメージを建築士さんに伝えました。その後、施工業者、内装業者の方々と何度か打ち合わせを重ね、最終的に、想像以上のクリニックが出来上がったと感じています。女性の意見を重視したこともよかったと思います。
8. 実際に開業してみて、今どうですか?
まだ、1ヶ月も経っていませんが、今までと診療内容は同じでも、場所や医療機器、スタッフ、そして自分の立場が変わることで、見えるものや責任感も変わりました。初心を忘れず頑張っていこうと思います。
9. これから開業される先生にメッセージをお願いします。
家族とも十分に話し合った上で、まずは実績があり、信頼できる人の意見を聞いてください。そして自分で吟味し、最終的に自分で決断するしかありません。私の専門領域は到底一人では開業できませんでした。
10. 最後に先生の今後の目標を教えてください。
乳房に不安を抱え、当クリニックに関わった方が、安心して地域で過ごしてくれればと思います。また、乳癌の早期発見に努め、乳癌で悲しむ方や家族を一人でも少なくできればと思います。
- 医学博士
- 一般社団法人乳癌学会 乳腺専門医
- 一般社団法人日本外科学会 外科専門医
略歴
1999
福岡大学医学部医学科卒業
1999
大阪大学医学部付属病院乳腺内分泌外科(旧:腫瘍外科)入局
2000
大阪府立千里救命救急センター勤務
2001
国立病院機構 大阪医療センター 外科勤務
2004
大阪大学大学院博士課程医学系研究科 臓器制御医学専攻
2008
大阪市立堺病院 外科勤務
2011
たけべ乳腺外科クリニック 勤務
2022
あらい乳腺クリニック 開院