ながいこどもクリニック
院長 永井 盛博
院長 永井 盛博
1. 開業を決意されたきっかけは?
小児科医になる目標を立てた小学生の時から、開業医として地域のこども達のために活動することを思い描き準備をしてきました。2021年に様々な縁とタイミングが合ったため、小児科開業を現実にするタイミングは今だと思い、開業を決意しました。
2. 開業を決意されて、最初に行動したことは?
一人で開業の準備をすすめることは不可能であるため、信頼できる医療コンサルタントの方を探すことから始めようと色々調べました。
しかし、コロナ禍と言う事もあり、気軽に面談出来る状況ではありませんでした。
3. ご相談いただいたのはどういう経緯で?
たまたま勤務先で時間が空いたタイミングがあり、飛び込みで面会を申し込まれました。
いつもなら面談する時間は無いのですが不思議と会って見ようと思い面談しました。
その際、私がお世話になっている先輩医師の開業をサポートされたとの話を聞き、一度具体的に相談させて頂きたいという流れとなりました。
4. コンサルタント面談して頂いて、どんな印象をもちました?
まずは丁寧な説明をされ、責任ある行動をとっておられたので、信頼できる方だと思いました。開業後も、引き続きサポートをして頂けると聞いた時には安心しました。
5. 開業に関してはもともとイメージがありましたか?
開業は小児科医になる動機の一つでもあったので、イメージはもっていました。しかし、コロナ禍となり、なかなかタイミングがあわずに時間だけが過ぎていく不安定な状態でした。
6. 物件が決まって、開業に向けて一緒に進めさせていただいたわけですが、コンサルタントの仕事ぶりはいかがでした?
常に最前線にたち、素早く責任ある行動をとってくれました。私を守りサポートしてくれたため、安心して開業の準備を進めることができました。また、私の開業の考えをしっかり聞いて、それが実現できるよう最大限に努力してくれました。
7. 先生が開業に向けてこだわった部分はどこでしたか?
新型コロナウイルス流行によって、今までの医療の常識が大きく変わりました。それに対応するため、感染症対策として個室診察ができるクリニックづくりと専門である小児神経領域の患者さんに対応できる環境設備を準備しました。
8. 内装にも相当こだわられたと思いますが、イメージ通りのクリニックが作れました?
小児科のため、こどもや家族が安心し、落ち着くような内装をつくりたいと考えていました。私だけの意見ではどうしても、堅いイメージの内装となるところ、小学生の娘や息子の意見を取り入れ、こどもが怖がらない優しい雰囲気のクリニックができたと思います。
9. 実際に開業してみて、今どうですか?
すべての行動に院長としての責任が伴うため、何をするのにも緊張しています。毎日大変ですが、開業は自分がやりたかったことなので、非常に充実した日々を送っています。
10. これから開業される先生にメッセージをお願いします。
開業は非常に勇気がいる選択ですが、勤務医とはまた違った充実感があると思います。そのため、人生の伴侶を選ぶのと同じように、開業後の人生にも寄り添ってもらえる信頼できるコンサルタントの方をみつけるのが最も大切だと思います。
11. 最後に先生の今後の目標を教えてください。
色々な方のサポートのお陰で目標であった小児科開業までたどり着くことができました。ここからが本当のスタートとして、こどもたちのために日々努力していきたいと思います。そして、私が小児科医を目指したように、私の姿を見て将来小児科医になってくれるこどもが一人でもいてくれれば、こんな幸せなことはありません。
- 日本小児科学会 小児科専門医・指導医
- 日本小児神経学会 小児神経専門医
- 日本てんかん学会 てんかん専門医・指導医
略歴
2004
徳島大学医学部医学科 卒業
福知山市民病院 初期研修医
2005
京都府立医科大学附属病院 初期研修医
2006
国立病院機構 香川小児病院 小児科専修医
2007
国立病院機構 香川小児病院 小児科医師
2011
国立精神・神経医療研究センター病院 小児神経科レジデント
2013
国立病院機構 香川小児病院 小児科・精神内科医師
国立病院機構 四国こどもとおとなの医療センター 小児科・小児神経内科医師
2022
ながいこどもクリニック