四国四県(香川・徳島・愛媛・高知)の医院・クリニック開業

1. １．開業を決意されたきっかけは？

年齢的にも今後の人生の展望を考えるべき時期であり、開業もその選択肢の一つととらえており、小児腎臓病や小児救急、新生児医療に従事してきた私のこれまでの経験を活かし、子どもたちや両親の健康に対する不安に最も身近な距離で寄り添い、細やかなサポートができるのがクリニックであるとの結論にいたり、開業を決意しました。

2. 開業を決意されて、最初に行動したことは？

まずは開業についての課題や問題点を学ぼうと、いくつかの開業支援企業にコンタクトを取ると同時に、理想とするクリニックのイメージにあう立地を自分で探してみました。しかし、素人では良い土地を探しきれずにいました。

3. ご相談いただいたのはどういう経緯で？

前職場に突然、医療モールでの小児科クリニック開院の案内を飛込で持参されました。普段なら、一通り目を通すまでもなく捨ててしまうところであったが、まさに開業を考え始めた矢先のタイミングであり、なぜか心に残る事もあり、こちらからコンタクトをとりました。今振り返れば運命的な出会いだったかも知れません。

4. コンサルタントと面談して頂いて、どんな印象をお持ちましたか？

第一印象は明るく、親しみを感じる人柄だと感じました。その後、何度もクリニック開院のビジョンを話し合う過程で、開業支援に向ける熱意や、迅速かつきめ細やかな対応にふれ、信頼できる人物であると確信しました。

5. 物件が決まって、開業に向けて一緒に進めさせて頂いたわけですが、コンサルタントのしごとぶりは如何でしたか？

開業地に関し、担当者さん自ら最適な場所を選んで頂き、地主様にも直接交渉して頂いた結果、土地を押さえる事が出来ました。また、勤務医でなかなか打ち合わせの時間が取れなかった私に合わせて、昼夜を問わず、時には休日まで時間をさいていただき感謝しています。また、私が苦手であった交渉などにも的確なアドバイスを頂くと共に、こちらが依頼した要件に対して迅速に取り組んでもらった。開院に関しては欠かすことのできないパートナーと考えています。

6. 先生が開業に向けてこだわった部分はどこでしたか？

こどもにとって両親は惜しみなく愛情を注いでくれる太陽であると同時に、こどもは両親にとって、何よりも大切な存在である。やがて成長したこども達は一人一人が、誰かの無二の親友となり、誰かの支えとなり、誰かのかけがえのない大切な人となる。このように、すべてのこども達は、互いに誰かの太陽であるという想いが「しみずこどもクリニック」の原点です。小さな太陽たちの健やかな成長をサポートできるクリニックである為にはどうあるべきかを、常に議論しながら開院の準備を進めました。クリニックに来院する子どもがリラックス出来ることはもちろん、子どもを連れてくる親の気持ちが少しでも落ち着き、安心できるよう心がけました。その為、まず、感染症の子どもと、感染症ではない子どものクリニック内での動線が重ならないように待合、診察室を分け、受付から診察、会計までそれぞれ専用の空間で完結できるように設計をお願いした。また、クリニックのデザイン、明るさ、色合いについても担当者や設計士と話し合いを重ね、最終的に自らの思いを体現したクリニックを完成させました。

7. 実際に開業してみて、今はどうですか？

クリニック開院が新型コロナウイルス感染症の流行と重なり、内覧会が中止となったり、予定変更を迫られ、厳しい状況での開院となりました。社会全体が非常に混乱している時期のスタートであり、不安も大きかったが、近隣の家庭の子どもたちをはじめ、徐々にしみずこどもクリニックをかかりつけとしてくださる家庭が増え、苦労も多いが充実した毎日を送っています。

8. これから開業される先生にメッセージをお願いします。

開業には厳しい状況ですが、信頼できるコンサルタントと共に情報を精査し、判断すれば何とかなるものです。

9. 最後に先生の今後の目標を教えて下さい。

子どもたち一人一人が誰かのかけがえのない太陽となり、未来へとつながっていくことを願って、スタッフ全員でこの思いを共有していきたいと思います。いかなる時も子どもと両親の立場に寄り添い、一人一人の健康的な成長をサポートすることで、しみずこどもクリニックも子どもとたちと共に成長していきたいと考えています。