「子どもを診てくれる場所を守る」四万十市での小児医療体制構築
'2025.12.05
四万十市において、長らく地域の小児医療を支えていた唯一の小児科開業医が閉院されたことで、「子どもを診てもらえる場所がない」という深刻な地域医療の空白が生まれました。この事態に強い危機感を抱いた医師と共に、私たちSMSグループは、四万十市および市と連携し、小児科クリニックの開業支援に取り組みました。
私たちの支援は、単なる開業手続きだけではありません。
地域に必要な医療ニーズを徹底的に分析し、今後の医療体制を見据えた事業性評価
県の補助金制度を活用するための申請支援および手続き代行
物件選定、医療機器選定、設計、導入までをワンストップで支援
開業後の運営や経営も見据えた伴走型サポート
このプロジェクトは、行政・医師・SMSグループが「地域の子どもたちを守る医療を再びこの町に」との共通の想いで協力した成果です。その努力の結果、12月3日、四万十市立市民病院内に民間小児科が開院する運びとなりました。X (formerly Twitter)+1
地域の皆さまにとって、安心して子どもを育てられる医療環境が戻ったことを大変うれしく思うとともに、そうした場を再び提供できたことを誇りに感じています。
SMSグループは今後も、医療資源が限られた地域にこそ光を届けるべく、**「必要とされる医療機関の創出」**に全力で取り組み続けます。
―― SMSグループ 医療コンサルタント
安藤 佳紘
